世界陸上2023に出場するマラソン日本代表選手まとめ

世界陸上2023に出場するマラソン日本代表選手まとめ

2023年3月27日に行われた日本陸上競技連盟の理事会において、本年8月19日(土)から8月27日(日)に開催される「ブダペスト2023世界陸上競技選手権大会」に派遣するマラソン日本代表選手が決定しました。他の種目と比べるとかなり早い決定でもあり、話題を集めましたよね。

そこで今回は世界陸上2023に出場するマラソン日本代表の男女各3名をご紹介していきます!

目次

マラソン日本代表の選手一覧

世界陸上2023ブタベストに出場するマラソン日本代表は以下の6名です。

  • 男子

其田健也

山下一貴

西山和弥

  • 女子

松田瑞生

加世田梨花

佐藤早也伽

順番にまとめていきます!

【男 子】

其田 健也

  • 氏名:其田健也(そのた けんや)
  • 所属:JR東日本(東京)
  • 生年月日:1993/05/10
  • 自己記録:2時間05分59秒(東京マラソン2023)

経歴

  • 青森山田高校~駒澤大学
  • 世界選手権出場回数:初出場
  • 選考競技会成績

JMCシリーズシリーズⅡチャンピオン(第106回日本選手権者)

東京マラソン2023:8位(日本人2位)2時間05分59秒

青森山田高校から駒澤大学というマラソンのエリートコースを歩む其田選手はマラソンを走る度にタイムを縮め、3月の東京マラソンで日本人史上4人目の2時間06分切りを達成、世界陸上の出場権も獲得しました。

山下 一貴

  • 氏名:山下一貴(やました いちたか)
  • 所属:三菱重工(長崎)
  • 生年月日:1997/07/29
  • 自己記録:2時間05分51秒(東京マラソン2023)

経歴

  • 瓊浦高校〜駒澤大学
  • 世界選手権出場回数:初出場
  • 選考競技会成績

東京マラソン2023:7位(日本人1位)2時間05分51秒

中学で陸上をやめようと考えていたとも言う山下一貴選手は高校、大学ともに強豪校に進み、力をつけました。そして3月に行われた東京マラソンで前述の其田選手に競り勝ち、日本歴代3位の記録で世界陸上の出場権を獲得しています。

西山 和弥

  • 氏名:西山和弥(にしやま かずや)
  • 所属:トヨタ自動車(愛知)
  • 生年月日:1998/11/05
  • 自己記録:2時間06分45秒(大阪マラソン2023)

経歴

  • 東京農業大学第二高校〜東洋大学
  • 世界選手権出場回数:初出場
  • 選考競技会成績

大阪マラソン2023:6位(日本人1位)2時間06分45秒

箱根駅伝に1年生ながら1区区間賞を獲得する衝撃的なデビューを飾った西山和弥選手は2月26日に行われた大阪マラソン2023で2時間6分45秒という初マラソンにおける日本人最速記録を樹立し、世界陸上の出場権を手にしました。

【女 子】

松田 瑞生

  • 氏名:松田瑞生(まつだ みずき)
  • 所属:ダイハツ(大阪)
  • 生年月日:1995/05/31
  • 自己記録:2時間20分52秒(第41回大阪国際女子マラソン大会)

経歴

  • 大阪薫英女学院高校
  • 世界選手権出場回数:3回目(2017年ロンドン・2022オレゴン)

※2017年ロンドンは10000m代表

  • 選考競技会成績

JMCシリーズシリーズⅡチャンピオン(第106回日本選手権者)

東京マラソン2023:6位(日本人 1 位) 2時間21分44秒

高校卒業後、ダイハツに入社し、当時は10000mに注力していましたが、2018年1月の第37回大阪国際女子マラソンで、フルマラソンにデビューを果たしました。東京五輪2020は惜しくも出場を逃しますが、その悔しさをバネに現在では日本マラン界を牽引する選手となっています。

加世田 梨花

  • 氏名:加世田梨花(かせだ りか)
  • 所属:ダイハツ(大阪)
  • 生年月日:1999/03/02
  • 自己記録:2時間21分55秒(ベルリンマラソン2022)

経歴

  • 成田高校〜名城大学
  • 世界選手権出場回数:初出場
  • 選考対象競技会成績

ベルリンマラソン2022:7位(日本人1位) 2時間21分55秒

名城大学に進学後、エースとして全日本女子駅伝4連覇に貢献し、ダイハツへ入社。2年目の昨年からマラソンに本格参戦し、ベルリンマラソン2022では当時日本歴代10位の好タイムで日本人1位に輝き、世界陸上出場を決めました。

佐藤 早也伽

  • 佐藤早也伽(さとう さやか)
  • 所属:積水化学(千葉)
  • 生年月日:1994/05/27
  • 自己記録:2時間22分13秒(ベルリンマラソン2022)

経歴

  • 盤木学園高等学校〜東洋大学
  • 世界選手権出場回数:初出場
  • 選考対象競技会成績

ベルリンマラソン2022:9位(日本人3位) 2時間22分13秒

高校、大学、実業団と着実に力をつけており、2019年には日本選手権5000m5位、全日本実業団陸上10000m2位(日本人最高)、全日本実業団ハーフマラソン優勝という結果を残しています。そして2020年3月の名古屋ウィメンズマラソンで初めてマラソンに挑戦。2時間23分27秒で5位(初マラソン女子日本歴代6位)に入り、新人賞を獲得しました。

最後に

今回は2023年8月19日から行われる世界陸上2023ブダペストに出場する6人の選手を紹介してきました。50メートル走 世界記録など、さまざまな面で注目を集める世界陸上のなかで、日本人選手の活躍に期待がかかります。

マラソンは大会8日目、9日目(最終日)に行われる注目も集めている種目のひとつです。世界の強豪相手に日本代表の選手たちがどんな闘いを見せるのか、楽しみですね!

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