連日スポーツニュースでは、メジャーリーグで活躍する日本人選手の話題で盛り上がっています。
現在多くの選手が活躍していますが、中でも大谷翔平選手は2023年12月にドジャースへの移籍を発表し、契約金が10年総額7億ドル(約1000億円)になるなどと、野球にあまり詳しくない人でも知っているほど注目を集めています。
今回は、そんな大谷翔平選手の移籍や、気になる経歴・年俸について詳しく解説します。
大谷翔平とはどんな人物か
大谷翔平選手は、現在メジャーで活躍しているプロ野球選手です。
高校時代から圧倒的な実力を発揮しており、国内だけではなく海外からのスカウトにも注目されていました。
投手と打者を同時にこなす「二刀流」として、とてつもない記録をいくつも達成しています。
ここでは大谷翔平選手のプロフィールや主な経歴などをご紹介します。
大谷翔平のプロフィール
⚾大谷翔平3安打で打率・OPSで両リーグトップへ
⚾ヌートバー再び満塁でタイムリー #本日の試合結果 pic.twitter.com/8hbzHUBNwN— MLB Japan (@MLBJapan) April 25, 2024
- 名前:大谷翔平(おおたにしょうへい)
- 生年月日:1994年7月5日
- 身長:193cm
- 出身地:岩手県奥州市
- 投球/打席:右投左打
- ポジション:投手/指名打者
大谷翔平の主な経歴とは
大谷翔平選手の主な経歴を簡単にご紹介します。
学生時代
大谷翔平選手が野球を始めたのは小学3年生で、地元の「水沢リトルリーグ」に所属していました。
中学になると、「一関リトルシニア」に入り、どちらでも全国大会へ出場した経験があります。
高校は、同じくメジャーリーグで活躍している菊池雄星選手に憧れて「花巻東高校」へ入学し、その実力から1年目から4番を任されていたそうです。
さらに1年生の秋にはエースとして、最速147km/hをマーク。2年では151km/h、3年ではアマチュア野球史上初となる160km/hを記録するなど国内のみならず海外のスカウトマンから注目を集めました。
NPBからMLBへ
高校3年の時、大谷翔平選手はメジャーリーグの球団と面談を行い、2012年10月にメジャーリーグへの挑戦を表明しました。
しかしここで北海道日本ハムファイターズが待ったをかけ、同月に行われたドラフト会議の1位指名で大谷翔平選手を選びました。
メジャー挑戦を表明した選手への強行的な指名は、当時物議を巻き起こし話題となりました。
メジャー挑戦にこだわっていた大谷翔平選手でしたが、複数回に及ぶ交渉を経て、最終的に日本ハムファイターズへの入団を決めています。
入団後、開幕から1軍入りして6月にはプロ初勝利をあげ、7月には初本塁打を放っています。
そして2年目にはパ・リーグ史上最速の165km/hをマークし、打者としても10本塁打を放つなど「二刀流」としての活躍を見せました。
日本ハムに入団して5年後の2017年11月、ポスティングシステムを活用してメジャーリーグへの挑戦を発表しました。
多くの球団との交渉を行いましたが、最終的にロサンゼルス・エンゼルスとの契約が成立し2018年からメジャーリーガーとしてのキャリアをスタートさせます。
MLBでも二刀流としての活躍を見せ、当初は冷ややかだったアメリカのマスメディアも、大谷翔平選手が好成績を残していくにつれて驚きの声を上げました。
そして、シーズンMVPやアジア人初となる本塁打王などのタイトルを獲得するなど、メジャーリーグの歴史にその名を刻み込んでいきます。
大谷翔平の移籍先は名門「ドジャース」
【大人気】驚異の7000万人超え 大谷翔平のド軍入団会見の総視聴者数に愕然https://t.co/XKAmH25mUa
大谷の入団会見の会場には300人を超える報道陣が集結。さらにライブ配信の視聴者数は7000万人となり、テレビ中継などを含めると1億人を超える規模の視聴者がいたと考えられるという。 pic.twitter.com/gydr3I8xB6
— ライブドアニュース (@livedoornews) December 15, 2023
2023年シーズンオフにFAとなり、ロサンゼルス・ドジャースへの移籍を発表しました。
圧倒的な人気と数々の記録を残し続けている大谷翔平選手の移籍とあって、その契約金に注目が集まりました。
ドジャースは10年総額7億ドル(日本円で1015億円)というとてつもない金額を提示し、世界中の野球ファンを驚かせる結果となりました。この金額は、NBAなどの人気スポーツも含めた北米4大プロスポーツ史上最高額となります。
2024年は打撃でチームに貢献か
ドジャースに移籍した大谷翔平選手ですが、肘の故障もあり、2024年は投手としての登板予定はなく打者に専念するようです。
前年に本塁打王を獲得した大谷翔平選手が、打者に専念するということで、今年はさらに記録を伸ばすのではないかと期待されています。
特にドジャースでは、大谷翔平選手以外にもMVP獲得経験のあるスター選手が多く在籍していることから、エンゼルス時代にはシーズン終盤、申告敬遠されるシーンも多くありましたが、強力打線のドジャースではそれも減るため好記録が出るのではないかと言われています。
なお申告敬遠とは、相手投手から勝負を避けられ、一球も投げずにフォアボールで出塁することを言います。
気になる大谷翔平の年俸まとめ
そんな歴史的な記録を多く残している大谷翔平選手の気になる年俸をまとめてみました。
年度 | 所属 | 年俸 |
2013 | 日本ハム | 1500万円 |
2014 | 日本ハム | 3000万円 |
2015 | 日本ハム | 1億円 |
2016 | 日本ハム | 2億円 |
2017 | 日本ハム | 2億7000万円 |
2018 | ロサンゼルス・エンゼルス | 5900万円 |
2019 | ロサンゼルス・エンゼルス | 7200万円 |
2020 | ロサンゼルス・エンゼルス | 2700万円 |
2021 | ロサンゼルス・エンゼルス | 3億3000万円 |
2022 | ロサンゼルス・エンゼルス | 7億2000万円 |
2023 | ロサンゼルス・エンゼルス | 43億円 |
2024~ | ロサンゼルス・ドジャース | 3億円 |
まとめ
大谷翔平選手が移籍するということだけで大きな話題となり、移籍先が名門ドジャースで、その契約金がとてつもない金額だと世界中から注目が集まりました。
当初は誰もが無理だろうと思っていた「二刀流」で、歴史的な記録をいくつも残し続ける大谷翔平選手は、これからも私たちを驚かせる偉業を達成してくれるだろうと期待されています。これからの活躍から目が離せません。