今から注目!【春の選抜高校野球 2024】出場が有力視される選手3選

今から注目!【春の選抜高校野球 2024】出場が有力視される選手3選 高校野球

2024年3月に開催される第96回選抜高校野球(春の選抜 2024)出場に向けて、選考基準の対象となる秋季大会が11月5日に全地区の決勝戦が終了しました。

センバツ出場校の発表は2024年1月26日の予定ですが、秋季大会の結果からどの学校が出場するのか、発表もそうですが、予想するのも楽しみの一つですよね。

さらに選抜野球の注目選手はいるのか、そこからプロ入りする選手がいるのか、というのも楽しみですよね。

そこで今回は春の選抜 2024に出場が2023年11月15日時点で確実視される学校と、注目選手をそれぞれまとめていきます!

春の選抜高校野球 2024の概要まとめ

まずは春の選抜 2024の概要をまとめておきます。

  • 選考:1月26日(金) ※選考委員会で出場校発表

【選考までの主な大会】

・各地区秋季大会 :10月〜11月

・明治神宮大会:11月15日(水)〜

  • 出場校:32出場校(例年通り) ※地区出場枠が従来から変更
  • 組み合わせ抽選:3月8日(金)
  • 日程:3月18日(月)〜3月30日(土)

(準々決勝、準決勝の各翌日の休養日を含む)

  • 会場:甲子園

各地区の出場枠は?

春の選抜は夏の甲子園と違い各地区の優勝校が出場するのではなく、選考委員会による選考にて出場校が決まります。

その選考にあたり、地区によって出場枠も異なってきます。

従来からの地区による出場校の増減はある?

毎回出場枠の見直しがなされる春の選抜。2024年は32校という出場校は変わらないものの、その内訳が変わってきています。

  • 出場校数:全32出場校(変更なし)
  • 21世紀枠:3枠→2枠 (-1)

※東西区分を廃止し、全国9地区から2校が選出

  • 中国・四国地区:比較1枠が廃止 (-1)
  • 東北地区:2枠→3枠 (+1)
  • 東海地区:2枠→3枠 (+1)

地区別出場校数は以下の通りです。

  • 北海道=1
  • 東北=3
  • 関東東京=6[関東4•東京1•比較1]
  • 東海=3
  • 北信越=2
  • 近畿=6
  • 中国=2
  • 四国=2
  • 九州=4
  • 21世紀枠=2、
  • 明治神宮大会=1

秋季大会の各地区の優勝校まとめ

では、選抜出場の可能性が非常に高い各地区の秋季大会優勝校をまとめておきます。

  • 北海道:北海高校
  • 東北:青森山田高校
  • 東京:関東第一高校
  • 関東:作新学院高校(栃木)
  • 東海:豊川高校(愛知)
  • 北信越:星稜高校(石川)
  • 近畿:大阪桐蔭高校
  • 中国:広陵高校(広島)
  • 四国:高知高校
  • 九州:熊本国府高校

春の選抜 2024注目選手は3名!

ラマル ギービン ラタナヤケ内野手(大阪桐蔭高校)

2年生の春から言わずと知れた名門・大阪桐蔭高校において、4番で起用されている超高校級スラッガーの1人です。

高校通算本塁打も2ケタを超えるなど、スラッガーとしての片鱗を見せています。2023年6月1日に行われた愛知招待試合の享栄戦で、オリックスからドラフト3位指名を受けた152キロ左腕・東松 快征投手から大きな中飛を放ったことでも注目を集めました。

スクエアスタンスで、グリップを高く掲げて構え、ステップ幅は狭く、すり足気味にタイミングをとるバッティングフォームです。

プロからの使命を目指すとなると課題となるのは守備面。

打球の処理や送球のコントロールなど改善事項は多くありますが、我慢してでも使ってみたいと思わせる素材の高さがあります。

モイセエフ ニキータ外野手(豊川高校)

東海地区の秋季大会で打率6割を超える好成績を残し、創部76年で初の東海大会制覇に導いた好打者です。

両親がロシア人ですが、ニキータ選手は生まれも育ちも愛知県。

高校通算本塁打は2桁を記録、50メートル走は6秒1の身体能力を活かしたダイナミックなプレーと、試合を決める一打を放つ勝負強さも兼ね備えている、まさに『ロマンの塊』です。

実は小学校の頃に所属していた「東海ボーイズ」でも全国大会に出場しており、将来有望な二刀流として紹介されていました。

髙尾 響投手(広陵高校)

高尾響投手は広島県の名門・広陵高校で入学してまだ2か月ほどでエースナンバーを背負ったという逸話があるほどの投手です。

直球は最速152キロを記録。体で右腕を上手く隠して、リリースの瞬間だけ右腕を振り切るフォームで、スピードだけでなく、打者としては非常に打ちにくいピッチャーです。

また、鋭く振り下ろすことで、スピンが利き、縦に大きく曲がるスライダー系の変化球も鋭いことでも注目を集めています。

最後に

今回は春の選抜 2024 に出場が確実視されている選手の中から特に注目すべき3名に着いてまとめてきました。

3名とも2年生ながらチームの中心として活躍しており、最高学年となった今、プロ注目の選手となっています。

これから冬でじっくりと体を作り変えて春、センバツに出場してくるでしょうから楽しみがつきませんね!