中国発祥の海外向け通販サイト・AliExpress。豊富な商品展開とリーズナブルな価格で人気を博しており、日本を含む世界中で利用されています。掘り出し物や、他では見られないバリエーション豊かな種類でも有名なので、コスメやガジェット周りのグッズをAliExpressで探す人も多いですよね。
そんなAliExpressの創業者が、ジャックマーと呼ばれる中国の起業家。世界有数の実業家で、アジアで最も有名な起業家の1人でもあるジャックマー氏ですが、一時は公の場から姿を消していたことも。あのトランプ氏とも会談を行ったとされるジャックマー 現在は何をしているのでしょうか？調査してみました。
ジャックマーの基本プロフィール
アリババ創業者の馬雲（ジャックマー）が東大教授に！！中国の偉大な起業家か日本人を導く世界観！！本当に素晴らしいです！！！
■ 東京大学は1日、中国ネット通販大手・アリババ集団の創業者、馬雲（ジャック・マー）氏を1日付で研究組織「東京カレッジ」の客員教授として迎えたと発表した pic.twitter.com/I7KewRuqC9
— ビジネス＆新規事業の考察好き【ベイトレイルCEO 豊田】 (@toyoday4) May 1, 2023
- 本名：馬 雲（ば うん）
- 通称：ジャックマー
- 生年月日：1964年9月10日
- 年齢：59歳
- 国籍：香港
- 出身地：中国
- 職業：東京大学客員教授、起業家
ジャックマー 現在何をしている？
東京大学の教授をしていた！
ジャックマー 現在は、東京大学の研究組織である東京カレッジの客員教授に就任しています。世界有数の起業家で、中国本土の起業家の中では初めて『フォーブス』に名前が掲載された人物でもあるジャックマー氏が、日本で教授をしていることは驚きですよね！東京カレッジでは、以下の活動が期待されているそうですよ。
- 東京カレッジでの研究テーマに関して助言や支援を行う
- 農業と食料生産の分野において、東京大学の研究者とともに共同研究や事業を実施する
- 講演や講義で、起業・経営・イノベーションなどの先駆的な知見を東京大学の学生に共有する
2022年から東京での生活を開始
ジャックマー 現在、2度目の東京生活を送っているという報道もありました。2022年に半年間ほど、東京での暮らしを経験しているジャックマー氏。その際は、孫正義氏が所有する別荘や、近畿大学の養殖関連研究施設を訪れていたことが報道されましたね。その後ヨーロッパを訪れ、再び中国に戻っていたそうですが、ジャックマー 現在また東京にいるのではないかといわれていますよ。
「中国に消された」と報じられた過去
実はジャックマー氏は、2020年ごろから公の場に姿を現さなくなっていました。中国政府の承認なしでアメリカの前大統領・ドナルド・トランプ氏と会談を行い、100万人の雇用を約束するなどし、中国の批判を買っていたのだそう。
ジャックマー氏はビジネスの世界から身を引いており、中国当局に拘束された可能性も報じられていましたが、日本を含む世界各国を転々としていたようです。そして最近では、ビジネスではなく教育に関する活動を徐々に再開させており、ジャックマー 現在は東大以外にもルワンダやイスラエル、香港などで名誉教授を務めているそうですよ。
まとめ
アジアで最も知名度の高い実業家でもあったジャックマー氏は、雲隠れしていた時期もあったようですが、2023年には東京大学の客員教授に就任するなどの活動が見られ始めています。ジャックマー 現在はビジネスよりも教育関係の立場で、若き後継者たちに自身の経験や知識を伝授することに注力しているようですね。
そんなジャックマー氏が創業した通販サイト・AliExpressについては、AliExpress研究室で詳しく発信しています。
