伝説の月9ドラマ『HERO』で脚光を浴びた俳優まとめ

伝説の月9ドラマ『HERO』で脚光を浴びた俳優まとめ エンタメ

2001年に放送され、視聴率全話30%以上を記録した伝説的月9ドラマ「HERO」。映画や第2シリーズなど続編も度々放送され、多くの役者が同作で脚光を浴びました。

今回は「HERO」で脚光を浴びた俳優について紹介しますよ。

木村拓哉

HERO キャスト陣の中で外せないのは、やはり主役を演じた木村拓哉さんです。高校を中退し、大検を経て司法試験に合格した、破天荒で正義感の強い検事、久利生公平を好演。「HERO」は第一シリーズ放送後、アジア各国からリメーク権獲得依頼が殺到したそうですが、制作側は「主人公の久利生検事役は木村拓哉以外にはあり得ない」と、それを断り続けていたのだとか。2001年までにも既に多数のヒット作に恵まれ、一流の俳優であった木村拓哉さんですが、「HERO」でまた一つ役者としての格を上げたのですね。

松たか子

HERO ドラマ第一シリーズでヒロインを務めたのが松たか子さん。久利生の検察事務官を務める生真面目で少しとぼけた女性、雨宮舞子を演じました。松たか子さんは「HERO」以前に放送された「ロングバケーション」「ラブジェネレーション」というフジテレビの名作月9ドラマで木村拓哉さんと共演、いずれの作品も視聴率30%前後を記録する大ヒット作となっており、HEROでの主人公とヒロインとしての共演はさながらゴールデンコンビのようでしたよ。

北川景子

2014年に放送された13年振りのドラマシリーズ続編では、間が開いたこともありメインキャストに変更がありました。松たか子さんに代わり、二期でヒロインとなる事務官、麻木千佳役を務めたのが北川景子さん。元ヤンキーでありその事実をひた隠しにする、時々怖い事務官という役回りでした。一期放送時はまだ15歳だった北川さんですが、大ヒット作の続編ヒロインというプレッシャーのかかる大役を見事に果たしましたよ。

八嶋智人

「トリビアの泉」など、バラエティタレントとしてのイメージも強い八嶋智人さんは、「HERO」の一期、二期共に検察事務官、遠藤賢司役で出演しています。口が軽くいい加減な性格、おまけにプライベートでは合コン三昧というすこしお茶らけたキャラクターで、同作に欠かせないコメディリリーフとして活躍しました。キャラクター像は一期、二期共に大きな違いはなく、ある意味で「HERO」を象徴する人物の一人となっています。

小日向文世

今では様々なドラマに欠かすことが出来ない名バイプレイヤーである小日向文世さんも、「HERO」の一期、二期両方に出演。名物キャラクターの一人である検察事務官、末次隆之を演じました。一期時点で実年齢が47歳だった小日向文世さんですが、当時はあまり仕事がなく、「HERO」出演をきっかけに俳優として食べていけるようになったそうです。女性検事好きのバツイチベテラン検察事務官という役回りでしたよ。八嶋智人さん演じる遠藤と共に、「HERO」を脇から支えました。

吉田羊

最後に紹介するのは第二期に出演した吉田羊さん。小日向文世さん演じる末次から好意を寄せられる一方で、日々のストレスを、男性被疑者をいじめることや同僚への八つ当たりなどで発散するというよろしくない一面も持つバツイチ独身女性検事を演じました。吉田羊さんは2011年頃から大河ドラマや朝ドラなどに出演し、徐々に注目を集めていましたが、ボブカットにして臨んだ2014年の「HERO」出演を機に更にブレイク。正しく同作が吉田羊さんの転機となっており、本人も「宝物のような作品」と語っています。

最後に

今回は「HERO」で脚光を浴びた俳優について紹介しました。

2001年に第一期、2014年に第二期のドラマが制作されたHERO。二期も変わらずヒット作となりましたし、いつの日か第三期も、なんて期待してしまいますね。