2028年ロスオリンピックで復活することが正式決定したラクロス。そのラクロスはカレッジスポーツであるため、大学で始める人がほとんどです。そのため、大学から始めてもラクロスの才能が開花したら日本代表に選ばれるチャンスもあります。
そこで今回は、2028年ロサンゼルスオリンピックの追加競技であるラクロスの楽しみ方やラクロスに向いている人についてまとめてみました!
ラクロスが2028年ロスオリンピックで復活!
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(画像:早大ラクロス部Instagram引用) pic.twitter.com/RAfmcwnpt8— 早稲田大学を応援しよう!【大学公式】 (@wasedaouenkikin) May 10, 2024
4年後の2028年ロサンゼルスオリンピックの追加競技は5競技で、その一つがラクロスです。そしてラクロス以外には野球・ソフトボール、クリケット、フラッグフットボール、スカッシュの森が2028年ロス五輪で実施されることが正式決定しています。
ロス五輪での競技形式は、6人制ラクロス(シクシーズ)で、フィールドの大きさは長さ70m×幅36m、時間は8分×4クォーターとなります。
過去にラクロスはオリンピック競技だった
男子ラクロスは過去2回オリンピック競技となったことがあり、1904年セントルイス五輪と1908年ロンドン五輪で実施されました。1928年アムステルダム五輪、1932年ロス五輪、1948年ロンドン五輪では公開競技として実際されています。
過去に五輪のラクロス競技に出場したのはわずか3カ国で、カナダが2度とも金メダルを獲得しています。
ラクロスはどんなスポーツ?
ラクロスは、先端にネットのついたクロスと呼ばれるスティックを使い、ゴムボールを相手ゴールにシュートするチームスポーツです。なんと、シュート時のスピードは時速150kmにも達し、その速さからラクロスは「地上最速の格闘技」とも呼ばれています。また、男女でルールや防具が違うスポーツであることも特徴の一つです。
ラクロスに向いてる人は?
大学スポーツのラクロスは未知のスポーツでもあるため、なかなかラクロスに足を踏み入れることができない人もいるかもしれません。スポーツは向き不向きだけで選ぶものでもありませんが、こちらではラクロスに向いてる人についてまとめました。
①持久力がある人
ラクロスのフィールドはサッカーコートと同じくらいの大きさのため、必然的に運動量が多くなります。パスを回し、ボールを奪いに行ったりしながらゴールまでボールを運ぶ必要があるので、持久力が高い人がラクロスに向いている人と言えます。
②球技が得意な人
もちろんラクロスを始めたら練習は必須です。ただ、テニスやバドミントンなど、ラケットスポーツを経験したことのある人は、未経験の人と比べると有利ではあります。クロスでボールをいかに上手く扱えるかというセンスが問われラクロスは、球技が得意だと思う人には向いています。
③フィジカルが強い人
「フィジカルが強い」とは、「身体をぶつけあっても跳ねかえすような強靱さを持っている」という意味。攻防の激しいスポーツであるラクロスでは、体当たりしたり、されたりすることもあるスポーツです。「体当たりされても体がぶれず、ボールを落とさずに突き進める力」がラクロスには必要になります。
特に、男子においてはルールの中で接触プレーが認められていることもあり、フィジカルが強いと有利だと言えます。
④足が速い人
ラクロスに向いてる人は素早い動きで相手をかわせる「突破力」がある人、つまり足が速い人が向いています。ここぞという場面で足の速さを活かせる選手もラクロスには必要です。
また、女子は接触プレーが禁止されているため、スピード感ある試合展開になります。そうなると、足の速い人がラクロスに向いてる人と言えます。
ラクロスの楽しみ方
ラクロスは10点、15点と意外と点が入る「点取り合戦」のため、ゴールシーンがたくさん生まれ、手に汗握る攻防など多様な楽しみ方ができるスポーツです。選手にはそれぞれアタック(AT)、ディフェンス(DF)、ミッドフィルダー(MF)、ゴールを守るゴーリー(G)などポジションごとに役割分担があります。
ラクロスの魅力
「ラクロス」と一口に言っても、男子ラクロスと女子ラクロスではプレイヤーの人数やルール、プレーの特徴が大きく異なります。こちらでは、観戦にあたってのそれぞれの魅力について紹介します。
女子ラクロスの魅力はスピーディーな展開!
女子の場合は各チーム12人ずつで編成され、時間は25分ハーフ。そして基本的に女子ラクロスはミニスカート&ポロシャツといったファッショナブルな服装で行われます。接触プレーが禁止されている女子ラクロスは、スピーディーな展開になることが多いのが魅力。基本的に防具は着用しませんが、ゴーリー(G)を除く全選手にマウスピースの着用が義務付けられています。
男子ラクロスの魅力は「激しさ」!
男子の場合は各チーム10人ずつで編成され、時間は20分のクォーター制。タックルなどの接触プレーが認められている男子ラクロスは、トッププレイヤーにもなると球速が160kmを超えるため、その激しさから「地上最速の格闘球技」と言われるほど。そのため、ヘルメット、エルボー、グローブなどの防具の着用が義務付けられています。
まとめ
今回は、2028年ロサンゼルス五輪で復活が決まった球技、ラクロスの楽しみ方やラクロスに向いている人についてご紹介しました。日本ではまだまだマイナースポーツであるラクロスですが、2028年ロサンゼルス五輪を機にラクロス人気に火がつく可能性も無きにしも非ず。
アメリカではアメリカンフットボール、バスケットボールに次ぐ人気スポーツだといいます。「地上最速の格闘球技」と言われているラクロス、一度観戦してみてはいかがでしょうか?