チーム離脱から復帰!ラーズ ヌートバーのWBC後の成績を調査

チーム離脱から復帰!ラーズ ヌートバーのWBC後の成績を調査 スポーツ選手

日系人選手初の侍JAPANメンバーとなり話題となったラーズ・ヌートバー選手。WBCが終わった後もメジャーリーガーとして活躍を続けていますよ。

今回はラーズ・ヌートバー選手のWBC後の成績などを調査しました。

2023年のラーズ・ヌートバーの成績は?

まずは2023年のWBCを戦った後のラーズ・ヌートバー 選手のシーズン成績を紹介します。WBCを最後まで戦い、疲労が残る中でラーズ・ヌートバー選手は開幕戦から2番レフトでスタメン出場。以降細かな故障離脱はあったものの、一年間通して戦い抜き、自身初の規定打席到達を果たしました。

年間で117試合に出場、503打席に立ち打率は.261、出塁率は.367、本塁打は14本で打点は46、盗塁は11という数字でした。低くない打率とそれを1割以上上回る出塁率でチームに貢献した一方、長打率.418はキャリアでも低い方で、長打は少な目なシーズンになりましたね。

2024年のラーズ・ヌートバーの成績は?

続いて今シーズンのラーズ・ヌートバー選手のこれまでの戦いぶりです。

3月2日の試合で守備中に負傷、左肋骨を骨折しシーズンに出遅れることとなったラーズ・ヌートバー選手。シーズンでは4月13日の試合で今シーズン初出場、6番レフトで起用されいきなりホームランを放つなど、復帰を印象付ける活躍を見せました。

5月8日時点では23試合出場で打率.183、出塁率.295という数字。相変わらず打率を大きく上回る出塁率は健在であるものの、怪我の影響もあってか今シーズンはここまで苦しんでいると言わざるを得ないでしょう。

ヌートバー けがによるチーム離脱から復帰 今季初試合で初HR | NHK | ラーズ・ヌートバー

ラーズ・ヌートバーの経歴は?

ここからはラーズ・ヌートバー選手の経歴や選手としての特徴を紹介します。まずはラーズ・ヌートバー 経歴から。

オランダ系アメリカ人の父と日本人の母との間に生まれたラーズ・ヌートバー選手。野球経験者である父や兄の影響で5歳の頃から野球を始めると、9歳の頃に日米親善高校野球大会でアメリカを訪れた日本代表選手がヌートバー家にホームステイするという出来事が。

日本代表選手達と触れ合い、また日米親善高校野球大会の試合自体にもボールボーイとして参加したラーズ・ヌートバー選手。この経験から日本代表としてWBCに出場することを夢見るようになりました。

MLBドラフト8巡目でプロへ

高校時代は野球とアメフトをプレーしていたラーズ・ヌートバー選手。2018年のMLBドラフト8巡目(全体243位)でセントルイス・カージナルスから指名され、野球選手としてプロ入りしました。

2019年にA級、A+級、AA級と上がっていき、2021年は開幕からAAA級でプレー、6月にメジャー契約を結び、ついにメジャーデビューを果たしましたよ。

一方で2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグが開催されず、航空宇宙企業でアルバイトする生活を送っていました。この時の経験について、ラーズ・ヌートバー選手は「自分を謙虚にさせ、どれほど野球を愛しているか気付かされた」と語っています。

ラーズ・ヌートバーの特徴は?

ラーズ・ヌートバー選手の選手としての特徴は、何よりもその選球眼の良さ。二桁本塁打も放てる長打力も魅力で、2022年の段階で出塁率、長打率、OPSはMLB平均を上回っていたようです。打球速度についても評価は高く、MLBの中でも屈指とする声もありましたよ。

守備位置は外野であり、190cmの長身と高い走力を活かした広い守備範囲を誇ります。さらに強肩も兼ね備えるなど、外野手としてのレベルは高いです。総合的な身体能力が高い野球選手なのですね。

最後に

今回はイケメン選手ラーズ・ヌートバーのWBC後の成績などを紹介しました。同じくイケメン選手の柳田悠岐さんについての投稿も合わせてご覧ください。

WBCでの活躍をもって日本人スターメジャーリーガーの一員となったラーズ・ヌートバー選手。2026年のWBCでも日本代表として戦ってくれると嬉しいですね!