大阪に本社を置く、マーケティング支援を行う『株式会社刀』。ユニバーサルスタジオジャパンや再生や丸亀製麺の売上回復などの結果を残す、今もっとも勢いのあるマーケティング会社と言っても過言ではないでしょう。そんな株式会社刀の取締役社長を務めている「森岡毅」さんの経歴やプロフィールを調査してみたところ、すごい経歴の持ち主だということが判明しました。今回は「森岡毅」さんについて調査したので皆様へお届けします。
森岡毅の経歴
森岡毅さんは1996年に神戸大学経営学部卒業後、P&Gジャパン・マーケティング本部に入社。
日本ヴィダル・サスーンのブランドマネージャーを歴任後、P&G世界本社へ移籍し、P&Gのメガブランド北米パンテーンのブランドマネージャーに。その後、北東アジアのアソシエイトマーケティングディレクター任命され、P&Gが買収したウエラジャパンの副代表等を歴任しました。
2010年にP&Gを退社後、業績の低迷していたUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)に入社。毎年百万人単位で集客を伸ばし続け、730万人台のUSJを倍の1460万人にまで伸ばす結果を出しました。そのマーケティング手腕が高く評価されるきっかけとなったのは間違いないでしょう。
自ら業績を回復させたUSJを退任したのち、 2017年10月18日、株式会社刀を設立しました。
森岡毅のプロフィール
マーケティングの神とも言われる森岡毅さんのプロフィールは以下の通りです。
名前 | 森岡毅 |
読み方 | もりおかつよし |
生年月日 | 1972年10月12日 |
年齢 | 53歳 |
出身地 | 兵庫県伊丹市 |
学歴 | 神戸大学 |
身長 | 不明 |
体重 | 60kg代 |
血液型 | 不明 |
職業 | 戦略・実業家、株式会社刀社長 |
森岡毅の会社は?
森岡毅さんの経営会社は、株式会社刀です。株式会社刀は、マーケティング支援を行う会社ですが、ただ支援を行うだけでなく、企業が自ら課題解決に取り組めるようなマーケティングノウハウを提供を行っている会社です。マーケティングの精鋭集団と呼ばれるにふさわしい実績を残しているので、次の項にて紹介していきます。
森岡毅のマーケティングによる実績
森岡毅さんの手掛けた再生事業はことごとく業績を回復させています。どんなものがあるか紹介していきます。
ユニバーサルスタジオジャパン
2001年に開業したユニバーサルスタジオジャパンは、開業直後は年間1000万人もの入場者数を誇っていましたが、徐々に右肩下がりとなり、2010年には750万人と、全体の25%も入場者数を減らします。
しかし森岡毅さんが入社後、ユニバーサル・ワンダーランドを考案し、そこで売り上げた利益からハリウッドドリーム・ザ・ライド~バックドロップ~、ハリー・ポッターエリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリーポッター」を次々にオープンさせ、過去最高入場者数を記録を更新するまでに回復させました。開業当初の2001年に比べ入場チケット料金も大幅に値上がりしたにも関わらず、入場者数を伸ばす結果になったというのには驚きが隠せませんね。
丸亀製麺
株式会社刀が設立後、実績として初めて協業を発表したのが、丸亀製麺でした。競合他社とのシェア争いの激しい飲食業界で売り上げに伸び悩んでいた丸亀製麺ですが、森岡毅さんの代表取締役をつとめる株式会社刀との協業後、うどんは家で食べるものという概念を打ち破り、うどんは外で食べる価値があるというブランディングを行います。その結果、業績をV字回復させることに成功しました。
ネスタリゾート神戸
1980年代にグリーンピア三木と呼ばれ年金福祉事業団によって設置されたこの施設は、赤字続きで世間より年金の無駄使いなどと言われ2005年頃、パチンコ業界大手である延田エンタープライズへ経営権が譲渡されたました。しかしその後も思うように業績が回復せず、2018年から株式会社刀がマーケティング支援を行います。
ジップラインや透明な球体の中に入って丘を転がり落ちる「キャニオン・ドロップ」などのアトラクションがオープンさせ、その結果、日本中のレジャー施設がコロナ禍で苦しむ中、集客数と売り上げを伸ばし、黒字化に成功。アクティビティやグランピングが楽しめるアウトドア施設として人気の施設の一つとなっています。
森岡毅のおすすめ本紹介
森岡毅さんの執筆した本は多くの経営者や起業家を目指す人たちに読まれています。30冊近い本が出版されていますが、その中でもおすすめの本を3冊紹介いたします。
一冊目は、『苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」』という自身のお子さんに向けて書かれた自伝本です。前半や自己啓発本のような構成となっていますが、後半には森岡毅さん自身の過去の失敗談やそこから得た教訓も書かれており、森岡毅さんの人間性にも触れることのできる一冊となっていますい。
【売れてます!】
「苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」」
著者:森岡 毅(著)
出版社:ダイヤモンド社
発売日:2019年04月11日https://t.co/g7dMoTJfTp— ビジネス本新刊 (@business_rev55) February 26, 2025
二冊目は「マーケティングとは組織革命である」というマーケティングをテーマとした著書。マーケティングに関わっている人だけでなく、会社経営している人やチームのマネジメントをしている人にも是非読んでほしい一冊です。
連休中に読む本を買ってきた。マーケティングが単なる販売促進の手段ではなく、組織の文化や構造を根本から変えるための重要な要素であると言う事を勉強したい😊#森岡毅
#『マーケティングとは「組織革命」である』 pic.twitter.com/G133NKimqn— いしたか698 (@ishibaashi698) January 11, 2025
三冊目は、「USJを劇的に変えたたったひとつの考え方」というUSJはいかに成功したか述べられた本です。ビジネスを成功に導くための戦略や戦術を学べる入門書と言ってもいいでしょう。
【USJを劇的に変えたたったひとつの考え方】を読んで感じた3つの事③
地方の企業が勝ち抜くためには、「世界で1番苦い抹茶ジェラート」のような尖った商品を作った方が良い。企業理念や技術力、商品のコスパを把握した上で、ターゲットのニーズにあった商品を一緒に考えながら作るべき pic.twitter.com/i6oVoHw34m— 曽根田 光|Shinker CEO 地方デジマ×WEB広告 (@hikaru_webads) January 10, 2024
まとめ
今回は「森岡毅」さんの以下の情報について調査しました。彼の手掛けた企業は再生を果たすだけでなく、その後も多くの黒字を生み出す人気リゾートや人気施設として知られています。森岡毅さんは現在、JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)の開業を着想していることを発表しています。森岡毅さんが生み出す発想転換から生まれるアイデアにより、どんな施設になるのか、今から楽しみですね。