日本のビジネス界において、その多彩な事業展開で注目を集める亀山敬司さん。2022年1月、NHKプレミアムで、あえて顔出しできない人を主人公にした人物ドキュメンタリー、その名も「ワケあって顔出せません」が放送されました。第1回目の人物として選ばれたのが亀山敬司さん「年商2640億円の男」とサブタイトルがついています。亀山敬司さんと言えば、誰でも知っている大企業DMM.comの創業者として知られていますが、メディアにもたびたび登場するものの顔出しNGを貫いており、謎に包まれた素顔や私生活に関心を寄せる人も多いようです。
今回は、露天商から始まり一代でDMM.comを築き上げた凄腕社長である亀山敬司さんのプロフィールやプライベートなど、彼の魅力について調査してみました!
亀山敬司の経歴
1961年生まれ現在64歳の亀山敬司さん。高校は石川県立大聖寺高等学校に通い、登山部や柔道部などに加入し活動していたようです。授業中は居眠りをしていることが多かったとか。高校卒業後は、税理士を目指して上京。大原簿記専門学校に入学するも、税に全く興味が持てず中退しています。しかし19歳のときに、アクセサリー販売の外国人露天商に師事し、起業家の人生を歩み始めました。都内各地や青森ねぶた祭などでアクセサリーの露天販売をしていたそうです。
1983年、24歳の時に地元の石川県に戻り、姉の喫茶店を手伝ったことをきっかけに雀荘や旅行代理店、プールバーなどいくつかの事業を展開しています。その後、1980年代後半にレンタルビデオ店を開業し、アダルトビデオビジネスで成功をおさめました。これがきっかけで「アダルトビデオ界の大物」とも呼ばれるようになりました。卸売りを通さないDVDの販売ルートの確保や販売時点情報管理(POS)の開発・無料配布という画期的な手法で成功をおさめています。
顔出しナシのまま素顔に迫るという、異例な密着取材を受けました。『ワケあって顔出せません』と、あやしさ満載のタイトルですが、気が向いたらご覧下さい。
1/7(金)夜11:15 NHK BSプレミアムhttps://t.co/l7txmlAhFW pic.twitter.com/4MDVKd4O8d— DMM会長 亀山敬司 (@kameyama66) January 5, 2022
1998年、インターネットの普及にともない、ネット配信事業の株式会社デジタルメディアマートを設立します。これがのちに現DMM.comとなります。2003年7月には一般向け動画・ゲーム・電子ブック配信サイト「DMM.com」を開設。動画配信、アニメ制作、オンラインゲーム、英会話、FX、太陽光発電、3Dプリンター、消防車・救急車の製造、ベルギーでのサッカーチーム運営など、「なんでもやっている会社」で、現在では約60の幅広い事業展開へとつながっていくのです。その柱となっているのは「テクノロジー」「ハードウェア」「エンターテイメント」「社会問題」、手広く事業を手掛けているわけではないことがわかります。今やDMM.comの年商は2640憶円とも言われています。
亀山敬司のプロフィール
名前 | 亀山敬司 |
読み方 | かめやま けいし |
生年月日 | 1961年3月 |
年齢 | 64歳 |
出身地 | 石川県加賀市 |
学歴 | 石川県立大聖寺高等学校卒業 |
身長 | ? |
体重 | ? |
血液型 | ? |
職業 | DMM.comグループの会長兼CEO |
1961年、石川県加賀市生まれの亀山敬司さん。実家は海の家や飲食店、カメラ店など多岐にわたる事業を営む商家で、幼少期からビジネスの現場に触れて育ちました。高校時代は登山部や柔道部に所属し、1979年に石川県立大聖寺高等学校を卒業。その後、税理士を目指して上京し、簿記専門学校に入学するも、中退しています。「アダルトビデオ界の大物」とも言われる亀山敬司さんは現在、DMM.com関連会社を束ねる会長兼最高経営責任者(CEO)です。レンタルビデオ店から出発してアダルト・IT業界の大物と言われるまでに上り詰めた実業家です。
起業家との幅広い交流も面白いですね。
亀山敬司の素顔は?
かつてはメディアへの露出が極端に少ないことで有名だった亀山敬司さんですが、2014年頃からインタビューや講演などでその素顔を見せる機会が増えています。しかし、いろいろなメディアで取り上げられて取材を受けているものの、顔出しNGは現在も貫いています。顔を拝見することはできないものの、DMM.comの公式サイトや各種メディアでのインタビューでその人柄や経営哲学に触れることができますよ。顔出ししない理由として「自分は一商売人だから」なのだそうです。
経営者の中には顔出しNGという方もいらっしゃいますが、亀山敬司さんのように徹底して顔を出さない人は珍しいですよね。どこかの講演会とか、ニュース画像とか少しでもと思ったのですが見事にイラストになっています。楽しんでおられるようにさえ見えてしまいます。DMM.comの役員名簿でもこんな感じです。この下に責任者の名簿がずらっと続いているのですが、会長の顔はこのイラスト。

亀山敬司さんがホストを務める「亀っちの部屋ラジオ」では、亀山敬司さんの昔話からビジネスの話まで聞けたり、最近はAI講座も始まりましたよ!
亀山敬司の資産はどのくらい?
亀山敬司さん自身はお金に執着せず、「儲けること自体が楽しい」と語るなど、根っからの商売人としての一面が伺えます。最新の「日本人資産家ランキング」ではDMM.comグループ創業者である亀山敬司さんは29位に入っており、総資産650憶円で、年収は7憶円とも言われています。ここでも「アダルトビデオ界の大物」と称されてきたと紹介されていました。
亀山敬司は結婚してる?子供は?
結論から言うと、亀山敬司さんは結婚しており、カフェ経営をする奥さんと、2人のお子さんがいらっしゃいます。お子さんについては、詳しいことは分かりませんでしたが、以前Twitterで「子育てが終わって家内が……」のような書き込みがあったようです。亀山敬司さんは、何事も自分でやっていく方が面白いからと、「子供に会社を継がせたり、財産を残す気はないと」と語っていましたよ。一代で会社をつくり、ここまで大きく成長させた人の言葉には重みがありますね。
まとめ
亀山敬司さんは、多岐にわたる事業を展開し、日本のビジネス界で独自の地位を築いてきました。根っからの商才のある方だったんですね。時代に求められているものをきちんと見抜き、形にする。現在多くの起業家に慕われているのも納得できます。これからどんなことを手掛けていくのか、楽しみしかありません!