2020年1月にテレビ朝日系列で放送された「破天荒フェニックス」が、今また動画配信サービスなどで配信されています。このモデルとなっているのは大手眼鏡チェーンOWNDAYSの社長、田中修治さん。自身の著書「破天荒フェニックス」がタイトルになっていますね。「田中修治」さんの経歴やプロフィールを調査してみて、実は若いころはバンドマンであったこと、大きな負債を抱えていたOWNDAYSの会社を再建した凄腕経営者であることが判明しました。今回はそんな田中修治さんのプロフィールや資産など調査したので皆様へお届けします。
田中修治の経歴
ここでは、田中修治さんの経歴を年代別に紹介します。パワフルに行動する姿がとても魅力的ですよ!
学生時代
1977年埼玉県にて誕生し、ごく一般的な団地街で生まれ育ったといわれています。小学校の頃はとにかくサッカーに明け暮れていて、勉強は苦手。授業中「トイレ」と言って教室を出たまま戻らないこともあったそうですよ。中学校時代は少年漫画「初めの一歩」の影響を受けてボクシングも始めたが長続きはしなかったとか。高校時代、17歳のころからインディーズバンドを組んで機材を積み込み、全国のライブハウスなどを回っていて、当然学校にも行かなくなってしまいました。バンドマンとしての活動は25歳ころまで続けていたようです。10代のころは警備員など、いくつかアルバイトもしていましたが、集団行動が苦手・人に指示されて動くのが苦手、ということでいずれも長続きしなかったそうです。
20代
20歳の頃、不動産業を営んでいた友人の親から閉店している喫茶店を譲り受け、ただの喫茶店では面白くないと、当時流行の兆しを見せていた「漫画喫茶」を開き、成功させました。これが企業再建の始まりとでもいえるのでしょうか。
その後、バンド仲間などと会社を設立。最初は自分たちで「HP作成します」というWebデザインの関連会社を立ち上げ、依頼があったらHPを作成できる会社に依頼をするといった形をとっていたそうです。それでもそこそこの収入はあったと話していました。
30代
1989年に創業されたOWNDAYSが負債14億、しかも毎月2000万円の赤字を出して倒産寸前。その会社の筆頭株主になり、借金を肩代わりするという形で実質タダで会社を譲り受けました。眼鏡業界の経験はゼロからのスタートでしたが、ここから田中修治さんの会社立て直しが始まります。すごいですね。30歳ですよ!30歳で負債14億の会社を引き受けたのです。
先ず行ったことは、58あった店舗を一つずつ回って社員との食事会を開き、現場の意見に耳を傾けて回ったそうです。問題点をあぶりだし、解決できるものは即解決。すぐにできないものは会社に持ち帰って検討。こうすることで社員の信頼も得ることができ、問題点が明確になってきます。すべて社長のポケットマネーだったそうです。
その後も旧体質の眼鏡業界でどんどん新しい取り組みをしていきます。例えばSNSのフォロワーが1500人以上なら採用を優遇するという「インフルエンサー採用」、地域マネージャーを立候補と選挙で選ぶという方式等々。眼鏡自体にも制作から販売まで自社で行う、ニーズに合わせておしゃれなデザイン、高品質のものをお手軽価格で…等々。
2013年にはシンガポールに海外1号店を出店し、台湾・タイ・オーストラリア・ベトナム・ロシア・香港・インドと拡大しました。そして、2021年には中東に進出・ドバイに出店しています。時代に合わせて、というより先を見越す力のある方なのがわかりますね。
田中修治のプロフィール
名前 | 田中修治 |
読み方 | たなかしゅうじ |
生年月日 | 1977年11月6日 |
年齢 | 44歳 |
出身地 | 埼玉県 |
学歴 | 高校(中退?) |
身長 | ? |
体重 | ? |
血液型 | O型 |
職業 | OWNDAYS代表取締役会長 |
著書 | 「破天荒フェニックスオンデーズ再生物語」(幻冬舎) 「大きな嘘の木の下で~僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10の嘘」(幻冬舎) |
田中修治さんは、1977年生まれ、埼玉県出身です。若い頃から起業家精神に富み、20代で複数の事業を立ち上げました。2008年、経営難に陥っていたオンデーズを買収し、同社の再建に着手しています。その後、独自の経営戦略と情熱で、オンデーズを国内外に展開する企業へと成長させました。一つ一つのことに対して発想が的確な方なのがわかりますね。
田中修治の年収
OWNDAYSは近年国内店舗よりも海外への進出を加速させています。昨年秋から中東への進出を始め、来季の売り上げ見込みを300億と見込んでいるとのこと。これくらいの規模の会社の話になると、代表取締役社長としての役員報酬がどれくらいになるか、まったく見当もつきませんね。加えてかなり人脈も広く、様々な活動も行っています。田中修治さんの著書もベストセラーとなり、ドラマ化もされました。
また、他の人や企業とコラボしての仕事もしており、結局年収は調査しましたが正確な数字はわかりませんでした。しかしテレ東BIZではこのように答えていましたよ。
田中修治の資産は?
OWNDAYSは近年海外進出を加速させ、販売実績も伸ばしています。2019年には291店舗、売上高は200憶と言っていましたが、2022年中には420店舗・売上高は300憶を見込んでいるそうです。会社と個人の資産がどのように連携していくのかわかりませんが、資産の情報はみつかりませんでした。
田中修治の昔のバンド名は?
バンド活動にも情熱を注いでいたのは確かなのですが、残念ながらバンド名は判明しませんでした。インタビュー記事の写真で、部屋の片隅にギターがいくつか置いてあるのも目にしました。若い頃からのバンド活動の経験が、現在のクリエイティブな発想やリーダーシップに活かされていると言われています。
バンド活動を行っていた17歳の頃の田中さんは、機材を車に積み込んで全国を回っていたそうです。レコード会社にも所属しており本人いわく「まあまあいいところまで行っていた」そうですね。転機は25歳の時。バンドをやっていた周囲の仲間がデビューして有名になったり、諦めて活動をやめてしまったり。人生の選択期だったのかもしれません。
ある日テレビを見たいたら「ホリエモン」の姿が。近鉄球団を買収するぞ!!と意気込んでいたころです。その姿をみて衝撃を受けた田中さんは、バンドやっている場合ではないと気づかされ、レコード会社に「大企業の社長になってレコード会社を買収するぞ!」くらいの勢いで話し、バンド活動に終止符を打ったそうですよ。
まとめ
今回はオンデーズの再建を成功させた実業家として、その名を広く知られている田中修治さんについて調査しました。誰にでもできる成功の秘訣として田中修治さんは「知ってる」「できる」「やってる」の3つを挙ています。これをきちんと続ければ成果がでる、誰にでもできる成功の秘訣なんだそうですよ。奥が深いですね。田中修治さんは、公式Instagramを通じて自身の考えや活動を積極的に発信しています。経営に関する洞察や日常の出来事など多岐にわたる投稿がされていますので、気になる方は是非チェックしてみてくださいね。